私が好きだったお化粧したお兄さんたちのおはなし1
今朝、「ビジュアル系」についてのブログを書くぞ〜と決めてからついつい浮かれてバイト中にも懐かしい曲をあれこれ聞いて、帰宅してからは「人格ラヂオの咲け〜バンギャル!」の公式ダイジェストをざっと一通り見ました。とってもやる気です。
最近友人に「ビジュアル系の良さって何?」と聞かれたり、親がゴールデンボンバーのコマーシャルを見て「この人たちは一発当たって生き残ったから良かったよね」と言ったりするのを聞いたりして、とりあえず私の中でのビジュアル系に整理をつけたいと思ったので独断と偏見を織り交ぜながらまとめていきたいと思います!めちゃくちゃ誰が読むんだって感じですけどね。
本当に独断と偏見に満ち満ちてるし、かつ、私がビジュアル系が好きだった頃(2008-2013)(当時私は中学生〜高校生)で情報が止まっているので色々間違ったこというかもしれないけど許してね。
ビジュアル系との出会い
私がそもそもビジュアル系にハマったのは中学生の時にクラスの男の子がシドのCDを貸してくれたことがきっかけでした。私はその頃しょこたんとまだ知名度の低いAKBにハマっていてとりあえず可愛い女の子が好きだったので、お化粧した男というものが刺激的すぎて、超簡単にハマった。しかも、シドの初期。まだ彼らが顔を白粉で塗りつぶしてノスタルジックな曲を歌っていた頃の音源にどハマりしたんであった。(その当時シドはすでに方向性を変えてホスト風の見栄えでネオビジュアル系の波に乗ろうとしていた。)
あ、ビジュアル系というと「バンギャ」の人々以外はX JAPANとかL'Arc〜en〜Cielとかを思い浮かべるかもしれないけど、実はビジュアル系はさらにジャンルが細分化されていて、ソフトビジュアル系、ゴス系、コテ系、オサレ系、キラキラ系、名古屋系、ネオビジュアル系、コスプレ系とかめっちゃあるんだよね、私も正直なとこよくわかってません。また今度お金がある時に「逆襲のヴィジュアル系」を買ってお勉強してみたいと思います。
私の好きなバンドは主に「白塗り系」「密室系」「哀愁歌謡系」「地下室系」。あとは音楽の方向性が和ロックなやつ。よく分かってなくても自分の好きなものはよく分かってるんですよね。
ビジュアル系のよさ
簡潔にいうと、ビジュアル系の良さというのはそのバンドのあり方が、全てと言ってもいいほど「セルフプロデュース力」にかかってるところ。生まれ持ったものがなくても、容姿が良くなくても、歌が上手くなくても、楽器が上手くなくても、工夫次第でどうにかなる。化粧すればいいし、整形すればいいし、声や歌い方を活かせばいいし、最悪楽器弾かなくてもいい。ビジュアル系とはそういう希望に満ち溢れている界隈だったと思う(今は知らん)。
ちょう魅力的でしょ?
私が好きな「哀愁歌謡系」バンド
ここからは私が好きな(好きだった)バンドを貼っていくのでとりあえず音源を聞いてもらってその雰囲気が伝われば良いな、、伝われ、、
シド
すでにめっちゃイカつくなってからのシドの動画ですが個人的にこの曲が好きなんでね。いや、本当に君たち白塗りしてたことあるのってくらいムキムキのお兄さんたちですけど。「日本国はとうの昔にやめたんじゃなかったんね?」とのことです。
ドレミ團
私が6年間くらい一番好きなバンドとして名を挙げていたバンド。唯一ライブに通ったバンドでもあるので思い入れがありまくる。握手会とかチェキ会とかのインストアにも行った。彼らも初期は白塗りをしていたそうだが私が出会った時にはすでにはギターのケンケンしか白くなかった。未だになぜそんなにのめり込んだのかよく分からない(今でも好きだけどね)。
人格ラヂオ
ボーカル悠希のハイトーンボイスが抜群によい〜。かつて、歌上手いしベース上手いしコンセプトしっかりしてるし、着々と知名度高めてアニメのタイアップで売れるぞー!って時に悠希が某声優のことを「チープな顔」とコメントしたらオタク界隈から火がついて炎上し、タイアップが取り消されるという意味がわからないことが起きたバンド。バンギャたちが「悠希はいつも毒舌なの!」と対抗し、好きな声優をけなされたオタクたちが怒りで熱くなっていたのをよく覚えている。
ちなみにこの「哀愁歌謡系」は、一歩間違うとアングラ模倣を突き詰めていって愛国・保守に走り出します(例:R指定、メリー)。まあ確かに戦中っぽいのとかアングラだけどね、私は好かんですね。歴史的系譜をたどるアングラ要素を取り入れるならあくまでメタ的な立場からか、もしくは内省的だったりそのグロテスクさを強調していくべきだと思う。
私が好きな「白塗り」バンド
SEX-ANDROID
なぜか白塗りバンドは音楽のクオリティが高いとか言われてるけど、まあ、確かに一理あるかもしれんと思う。セクアンはボーカルの雄大の声がとにかく好きなのとパンクな感じが好みで今でも好き。
犬神サーカス団
珍しい女性ボーカルのバンド。いわゆる「バンギャ」以外のロック好きな人からの支持が高かったりする。
グルグル映畫館
ボーカルの天野さんが亡くなってしまったのでもう新しい歌は聴けないけど、本当によいバンド〜。天野さん、歌全然上手くないけどめちゃくちゃ味があります。蒲郡出身者と豊橋出身者がいるバンドということで、愛知県民としては親近感があった。
私が好きな「密室系」バンド
cali≠gari
独自に「密室系」なるジャンルを生み出しちゃうくらい影響力のあるバンド。ビジュアル系とか通り越して今ではかなりメジャー。青さんがゲイだったりCDの中のトークにオナン・スペルマーメイドが出ていたりして、ビジュアル系の中では一番クィア感強い。
私が好きな「和ロック」バンド
ダウト
ダウトはね、正直なところこの「ざんげの花道」と「感電18号」しか聴かないんだけどね、でも面白いバンドだと思う。いつも力強い「松竹梅」に笑ってしまう。あと全体的になんかダサいのがいい。
「感電18号」のMVはアートです。現代アート。
サイコルシェイム
これぞコスプレ系〜!なサイコルシェイム。ラップパートがある斬新さよ。好き。
Kaggra.
カグラです。
とりあえず私が好きだったメインパートをざっと、、。もう疲れたので寝るけど、もっと色々あるのでまた明日にでも「私が好きだったお化粧したお兄さんたちのおはなし2」としてその他のバンドの話もしようと思います。
やっぱ色々忘れてるからまた明日のバイト中に思い出してここをメモがわりにしたいな〜。
つづく