最近批事情很多　有好多的批事情

コップに飲み物を注いでそのまま1時間や2時間が経つ。

大抵の人はその程度の時間であれば何も気にすることなくその飲み物を飲むことが出来る。

高校を卒業してすぐ雑貨屋でアルバイトをした。郊外のショッピングモール内にある店舗の面積はそこまで広くないので、店員は3人もいれば暇を持て余すくらい。1人がレジに立ち、1人は裏の事務所で作業、もう1人は店頭でお客さんに声かけしながらホコリを絡め取るモコモコしたモップで商品の棚を掃除する。

ずっとこの業務が繰り返されているので、棚は1日に何度も掃除されるはずなのに、何故だか埃が積もる。どこから湧いているのか分からない、得体の知れない埃は不気味で、仲の良いバイト仲間といつも不思議だと言っていた。

飲み物の入ったコップを少しでも放置すると、私はあの謎の埃を思い出す。コップの飲み物に埃が積もっている気がする。目に見えなくても、それが口に入ればもうそれでおしまいだという気がする。

今日も注いで30分放置してしまったお茶を飲むかどうか、悩むことなく流しに捨てた。