I’m easy like Sunday morning

6月の下旬に東京を訪れた。今回もたくさんの人が食事やお茶に付き合ってくれたし、いろいろな場所を開拓することが出来て心から楽しいと思える4日間だった。

 

2日目にはオーストラリアで仲良くしていた子とルーブル展をみて、そのあとはカフェとご飯やさんをハシゴして、とにかく喋った。そういえば、オーストラリアにいるときもわたしたちはいつも何かを食べながら喋っているばかりだった。よく一緒にご飯を作った。彼女が作ってくれたスペイン料理は本当に美味しかった。

 

オーストラリアで彼女が「日本は自分のいる場所ではないと思ってオーストラリアへ来たけど、オーストラリアが自分のための場所かというとそれも違う気がする。どこにいても自分の場所ではない気がする。」と言っていたことが忘れられない。それに対して私は、私も日本もオーストラリアも自分の居場所のようには思えないけど、そもそもここが私の居場所だなんて思える場所がこの世にあるのか甚だ疑問だ、常に最善を選びつつ我慢ならなくなったらまた別の場所へ行けばいい、みたいなことを言った覚えがある。居場所がないというのは聞こえが寂しいけど、別にそんなことは無いと思う。わたしたちはどのみち皮膚の下の自分の宇宙から出ることは出来ない。死ぬまで皮膚の中で孤独なのだから、皮膚の外に居場所を求めるのは不毛だと信じて私は生活をしている。

 

東京から帰ってきてあれこれしなきゃいけないことを片付けていたら7月になってしまった。7月も労働のみで終わらぬように活動しなくては。ピアノがやりたいのでピアノがほしいし、信じられないくらいに汚い部屋を片付けなくてはならない。友達とも会うし、飲み会にも行かなくちゃ。

 

今は郡上行きのバスの中。今日から3日間郡上でのんびりして、休む。そのあとから頑張ろっと。

 

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